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zoom RSS 個人金融資産1500兆円-そのD-

<<   作成日時 : 2009/01/03 21:20  

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前号の『安心して「貯蓄から投資」を推薦できる。』は
ちょっと書き過ぎだろうか。本来が「中期うねり取り」
が専門の自分には大見得を張るだけの豊富な実績は
ないのだから。

任天堂も買ったわけではないし、うねり取り専門の自分
の唯一の実績は或るジェネリック製薬会社だけだ。持病
の常用薬のジェネリックを初めて処方してもらった時、
その安さ(半値以下!)にびっくりして調査して買付けた
もの。
その後確かに大きく上げたが、うねり取りに染まってい
た悲しさ、今にして思えば驚くほどの小利で手仕舞って
いる。

それに相場に「絶対」はない。「安心」も無いかも知れ
ない。だから、『まずは「貯蓄から投資」にチャレンジ
してみる価値は充分或る。』位が穏当な表現かも知れな
い。(ちょっとガッカリさせて、御免!・・・・・でも過度
の心配は無用だ。Peter Lynch というプロ中のプロが
素人に立ち返り、何度も大きく成功させてきた実証済み
の投資方法だから。)

さて、もう一つチャレンジする価値のある投資方法があ
る。

それは自分の(或いはご主人、更にはご家族の)職場だ。
総合的に見て、この会社なら一生を送っても良いと思え
る会社だったら、すこしづつでもよい、株を集めよう。
(会社に持ち株会があれば参加しよう。)業績も悪くな
いのに株価が下がって来た時が買い場だ。

以上素人が大切な貯蓄の一部を投資に向けても良いと思
われるケースを二つ紹介した。
これを上手く遂行して行く上での注意点がある。

1)長期保有

どちらのケースでも長期保有すべきだ。私のジェネリッ
ク投資の様な愚かな事をしてはいけない。

それと損切り。安易に損切りしてはいけない。損切りを
投資の極意のように言う二流の人物を信用してはいけな
い。
素人だけでなくセミプロでも株価の変動と事業の変動の
区別がつかない人が多い。もともと株価は絶えず変動す
るものだ。事業が変動していないのに株価に一喜一憂し
てはいけない。ましてや、安くなったところを慌てて
手放してはいけない。そこは買い増す所だ。

どちらのケースでも、買ったら上がりっ放しというケー
スはまれだ。買値を10%割る(標準的な損切りポイン
ト)事も2度や3度あるのは極普通の事だ。
プロの弱みは絶えず資金を回転させなければいけない事
だ。一方、素人の強みはたとえ塩漬けになろうがじっく
り持ち続けることが出来る事だ。この素人の強みを生か
さなくてはいけない。

2)見切り時

長期保有が原則だが、思い切って見切りをつけなければ
いけない時期がある。

会社の事業モデルが変調をきたしてきた時だ。
世の中の移り変わりについてゆけなくなった時、激化す
る競争に落伍し始めた時、社内のモラルが落ちたり、
内部抗争で社内が腐敗し始めた時等々。
こんな時は株価がどんな位置にあろうが手仕舞う時だ。

さて大分長くなったが、纏めてみると:

@「貯蓄から投資へ」という謳い文句に惑わされてはい
けない。投資には投資技術といういやらし要素が付き纏
い、9割の投資家は負け組みになる事を銘記しておく事。

Aなるべく安全資産に資金を集め、本業に時間とエネル
ギーを集中した生き方を大事にすべきだ。そして資産の
増加の源は本業からの上がりであることが望ましい。

Bどうしても投資にも資金を割きたければ、素人の強味
を生かせる投資方法を選ぶ事だ。そして数少ないチャン
スを辛抱強く待つ事だ。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。

こういうのをバリュー投資って言うのですかね?
私は個別株には全然詳しくないのですが、個別株はどうしても日経平均などの指数の影響をある程度受けてしまうという印象があります。
それとも指数と連動しないような銘柄を探すということなのでしょうか。
たしかにNYダウの指数などは歴史的には右肩上がりできているとは思うのですが、もし今後この前提が崩れたとしたらこの投資法は通用するでしょうか。
私はどうも買い一辺倒しかやらない投資法はその時の環境次第になってしまうのではないかという気がします。
逆に売り一辺倒という投資法なんかは面白いと思うのですがどうでしょうか。
ビットウィーン
2009/01/04 19:58
ビットウィーンさん(1/2)、

1)バリュー投資とは明らかに異なり
ます。「実感」し「買付」に踏切る時
点ではかならずしも「割安」ではない
ケースがあるからです。
それと投資技術にあまり依存しない事
もあります。依存する投資方法では
素人はまず負けてしまいます。
「実感」或いは「体感」が投資技術の
上をゆく所を狙っている訳です。

2)FAIのような低位株(ぼろ株も含
む)中心の投資方法では局面を間違え
ると買いオンリーは酷い目に合います。
未曾有の経済危機の中でも元気の良い
株はあります。太陽電池関連はその
一例でしょうね。

3)先の事は分りませんが、資本主義
が終焉するのではない限り、このまま
下がりっぱなしと言う事はないのでは。
投資家・投機家がいる限りバブルと
恐慌は永遠にくりかえされるのでは。


2009/01/05 13:56
ビットウィーンさん(2/2)

4)倒産確実の銘柄をいち早く掴めれ
ば売りオンリーでいいでしょう。唯、
買い銘柄を体感するより売り銘柄を
体感する方がずっと難しいでしょうね。

5)私が「犬嫌い」と誤解されている
ようですが、私が嫌いなのは子供の躾
の出来ない親達や犬の躾の出来ない
愛犬家です。馬鹿息子・馬鹿娘・馬鹿
犬も実はその被害者なのです。本来犬
に罪はないのです。

2009/01/05 14:00
丁寧な説明ありがとうございます。

なるほど企業の財務状況をチェックするといったファンダメンタル分析とは全然別の消費者ならではの実感を活かした投資だったのですね。
似たようなことは私が全く投資の素人だったころに考えたことがあります。
今だと逆に知識が邪魔をして出来ないやり方かもしれません。

3)に対してですが私も景気が循環するということはもちろん認識しているのですが、長期ホールドの投資というのは価格革命にたいしてのリスクが大きいのではないかという懸念があります。
たとえば商品のサヤすべり取りなんていうのがありますが、あれは何十年間も日本では物価が安定してきたから機能したのであって、この先もずっと続くと考えるのは安易な考えだと思います。
もっともそういったらどんな投資法にも上手くいくときといかないときがあるのでしょうが、最後の命綱としてのリスクヘッジに不安がある投資法というのは結構あると思います。


ビットウィーン
2009/01/06 00:11
犬嫌いのことに関しては私が冗談半分で言ったものでしてどうもすみません。
私は子供に対して同じような認識を持っていて「この子どうなのかな?」と思う子がいたとしてもその子に悪意をいだくというよりは、自分を含めた周囲の責任がやっぱり大きいんだろうなと思います。
それでもある程度の年齢になれば、たとえ周囲のサポートがなくても自分でその殻を破っていかなくてはと思うのですが、私は子供が好きというよりかは憎いとは思えません。
まあ親がとんでもない親でも子供はそうでもないかなという子も結構いますのでその辺りに活路はあるのかなという気はします。

私は教育関係の仕事をしていますのでその辺りはいろいろ思うことがあります。
実は相場ももちろん真剣に取り組んでいるのですが仕事に活かすためにやっているという部分もあります。
教育業界というのはなかなか内部で成長するというは難しい環境でして、外で学んできたものを持ち込んで活かす必要があると思っています。




ビットウィーン
2009/01/06 00:30

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